【現在の自宅のデスク環境】Retina Macbook Pro + 23型 IPS液晶ディスプレイで作業効率化

Macbookシリーズを買うと、デュアルディスプレイ環境を試してみたくなりますよね。

様々なディスプレイを試してきましたが、Retina Macbook Pro/Airとのデュアルディスプレイ環境(トリプルディスプレイ環境)において、IPS液晶の鮮やな発色超狭ベゼルを採用したデザインなど、Macbookシリーズと相性が良いと思えるディスプレイと巡り会えたので(しかも16,000円〜とコスパ良い!)、ブログでご紹介します!

買ってからすぐにでも書きたくてウズウズしていたのですが、こうした商品のレビューの性質上、実際に6ヶ月間、使ってみた上での感想としました。 この商品は、最近は有名なブロガーさんにもよく取り上げられたり、価格.comやAmazonでも評判みたいで、PHILIPS(オランダの家電メーカー)が製造した「AH-IPS パネル採用ワイドディスプレイ」シリーズ。 PHILIPS AH-IPS パネル採用ワイドディスプレイは、3サイズでシリーズ展開されています。

  • 21.5型 224E5QHSB/11 16,920円 ※現在使用中
  • 23型 234E5QHSB/11 18,720円 ※現在使用中
  • 27型 274E5QHSB/11 27,735円

価格はいずれも2014年5月11日時点、Amazonを参考。 違いは画面サイズ/重量で、性能はどれもほぼ同じです。フルHDなので画面サイズが小さいほど高精細な画面になります。

主な共通仕様

  • 液晶パネル:AH-IPS
  • 液晶バックライトの種類:W-LED システム
  • 縦横比:16:9
  • 解像度:1920×1080
  • 明るさ:250cd/m²
  • 表示角度:178º(横)/178º(縦)
  • 表示色数:16,700,000色
  • 入力信号:HDMI(デジタル、HDCP), MHL-HDMI(デジタル、HDCP), VGA(アナログ)

Amazonでも★4.5の好評価です。2013年9月発売の、新しいディスプレイです。 10

IPS液晶とは、そもそも何か?

iPhoneの採用で有名な「IPS液晶」

IPS液晶とは(iPS細胞とはまったく関係なく)、Wikipediaによると「液晶分子を基板と平行な面内(in-plane)で回転させ、複屈折の変化で光をスイッチングする液晶駆動方式」とのこと。特徴としては、上下左右178度の広い視野角、どの位置で見ても色の変化がほとんど無い など、ワイド画面・近距離で見る携帯端末のディスプレイに採用されています。身近なところでは、iPhone 4・5 などで採用されており、日本人好みの色温度での再現性とも言われています。 実感値としては、確かに視野角・そして色温度の観点から、工場出荷時の状態から最適な発色をしてくれます。

開封の儀式!

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スマートな箱に入っています。

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こちらが本体

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付属品。ACアダプタ、スタンド、HDMIケーブルなど。

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ディスプレイの右下に、調整のためのボタンがついています。一般的なUIです。軽いため、またベゼルが狭いためボタンが下にあり、設定時に少しグラつきやすいというデメリットの声もありましたが、私はあまり気になりませんでした。

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シャープなベゼルが特徴。買ったときは「PHILIPSってディスプレイ製造してたんだ」って思ったぐらいで、ロゴに違和感もありました(笑)

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コードは細めですが、電源のACアダプターは一般的なサイズです。

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背面もスッキリ。HDMI端子が2つ(1つはMHLテクノロジー対応)、VGA出力に対応。

Macbookで色々とミラーリングしてみた。

Macbookより、ややアンチグレア質感で高精細

いかがでしょうか。この写真自体は、iPhone5で撮影しています。

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AH-IPS液晶ディスプレイのお薦めポイント5選

1. IPS採用による「視野角の広さ」、Macと相性が良い高精細な発色

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ディスプレイ単体としての満足度は、これまで買ったDELL、I-O DATA、SAMSUNGのいずれの同価格帯・同サイズ帯のディスプレイと比較して、一番満足でした。IPS液晶でフルHDだと、映画を見ても、Rubyでコーディングをしても、通常のブラウジングにおいても、高精細で鮮やかな画面に魅了されます。2014年は、こんなに安くて高性能なディスプレイが買える時代になったんだとありがたく思います。 僕がフルサイズの一眼レフカメラ (Canon 5D MarkII)で撮影した写真をPhotoshopなどで加工していますが、その際のディスプレイとしても満足しています。

2. 超狭ベゼルを採用したデザインで省スペース、そして軽い!

写真を見ていただくとわかりますが、ベゼル(フチ)が非常に狭く、大型ワイドディスプレイですが全体として小型化・軽量化に成功しています。非常に軽く、23型までは、片手の指2本でつまんで持ち上げることも、頑張れば可能です。専門的な壁掛け装置がなくても、DIYで、自宅やオフィスの壁に掛けられるくらいの軽さで、背面には壁掛け用のネジ穴もちゃんと用意されています。

価格が安いので、スタートアップやベンチャー企業のオフィスで、10台単位で一括導入したりも良いかもですね。(オフィスでも導入しようよ!と、他のメンバーと相談中です)。デュアルディスプレイ環境だと、ごちゃごちゃした感じになりますが、これだと沢山並んでても違和感ないかもしれません。

3. HDMIケーブルが標準付属。 Retina Macbook Proと直接つないで、すぐにデュアルディスプレイ化

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Web制作、アプリケーション開発を日常業務とする中で、Retina Macbook Pro + デュアルディスプレイ(ときどきトリプル)が標準的な作業環境ですが、Macbook との相性がとても良いです。理由としては、(1) HDMIケーブル1本で繋げられること、 (2) 発色がMacに近いこと、 (3) 本体のデザインがシンプルかつスマートで違和感がないこと。この3つ。 ※ 僕はやっていませんが、90度/270度の画面角度の切り替えもできるので、ディスプレイを縦にしたコーディング環境も作れます。薄くて高精細なので、開発も効率化するかも?

4. MHL(HDMI)で、スマートフォン端末とダイレクトに接続、充電も可能

iPhoneやAndroidの画面ミーラリングで、そのままディスプレイに出力できるMHLテクノロジーというものがあります。

Mobile High Definition Link(MHL)は、携帯電話などのポータブルデバイスを高精細ディスプレイに直接接続するためのモバイルオーディオ/ビデオインターフェイスです。オプションの MHL ケーブルを使用して MHL 対応モバイルデバイスをこのフィリップス MHL 大型ディスプレイに接続するだけで、鮮やかな HD ビデオをデジタルサウンドと共に視聴できます。モバイルゲーム、写真、映画、その他のアプリを大画面で楽しみながら、モバイルデバイスの充電もできるため、途中で電池切れになることはありません。

MHLケーブルではmiscro USB端子のケーブルしか見当たらなかったので、iPhoneをこのディスプレイにダイレクト接続するためには、別途Apple純正の変換端子「Apple Lightning Digital AVアダプタ MD826ZM/A」が一つあると良いです。利用シーンとしては、iPhoneのiTunes StoreでレンタルしたHD映画を、このディスプレイに接続して大画面で見ることができたりします。 [amazonjs asin=”B009WHV3BM” locale=”JP” title=”Apple Lightning Digital AVアダプタ MD826ZM/A”]

5. コストパフォーマンスが高い&5年保証の安心

最後のお薦めポイントは、やはり消費者視点から。この機能・性能・所有感(買ってよかったと思える気持ち)が16,000円〜とコスパが高く、また5年保証が付いているため、メーカーによる製品に対する自信が感じられます。

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結果的に、実家に1台、都内の住居に1台ずつと2つ導入しました。

実際に使っている雰囲気

昼間のコーディング作業モード中のデスク

開発には欠かせないデュアルディスプレイ環境

夜間のリラックスした環境での作業デスク

僕はテスラが好きなので、「テスラ モデルS」のドライバーズルームを壁紙にしています。

このディスプレイサイズの選び方について(私感)

性能としては、全て同じ仕様です。サイズの違いで悩むかもしれません。
私感なので参考までに。さらにハイスペックを求めている方はEIZOや4K(50,000円以上〜)になると思います。

・デュアルディスプレイ環境が初めての方
・Macbook Air 11〜13インチのデュアルディスプレイ用途

21.5型の一番安いモデル で良いかなと思います。

・Retina Macbook Pro 13インチ以上のデュアルディスプレイ、
・Windows/その他のOS環境など、Desktop PCの単体ディスプレイとして使用する方

23型の真ん中のモデル が一番バランスが取れていて、良いかなと思います。

・オフィス用途、Web専門職などの方
・同じ解像度でも、大きな画面で見やすくしたいという方。
・映画鑑賞(1.5メートル離れる)ことも想定して使いたい方
27型のモデル で、解像度は同じですが、より遠くからでも見やすくなります。
私は実機を見ていないので、27型のモデルについて詳細はコメントできません。

個人的な理想デスク環境

今日では4Kディスプレイが話題ですが、庶民が手に届くまでは、3〜4年後だと思うので、個人的には2014年5月現在、新型Mac Proを頑張って買えたとして、『 ゴミ箱型 Mac Pro 1台 + 23型のPHILIPS製 IPSディスプレイ2台 』を並べた環境、または『Mac Pro + PHILIPS 29型AH-IPSパネル採用ワイドディスプレイ(2560 × 1080px / 21:9パノラマスクリーン
が、一番理想的かも.. と思っています。

今後も随時、デスクワークにおいてなるべくシンプルで集中できる環境を探し続けます。