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鶴田浩之の個人ブログ | since 2005

じじが亡くなりました。


今朝、じじが亡くなりました。

 
2010年の春、僕は東京での一人暮らしの淋しさに耐えかねて、
突然思い立って、ハムスターを飼うことにしました。
僕はそのとき19歳で、いろんなことが変わり始めていた時期でした。

ペットショップでたくさんいる子たちの中で、
ゲージにそっと手を入れたら、一番最初に寄ってきてくれたのがじじでした。
それから約20ヶ月間、ずっと一緒に暮らしました。

その間、僕は3回も引っ越しをしました。横浜から湘南台へ、湘南台から中目黒へ、
中目黒から代官山へ。引っ越すときは、いつも一緒です。
じじは旅するハムスターだったし、僕は遠出することが多い人間なので、
ときどき、いろんな方のおうちに預ってもらいました。
九州に連れていって、何週間か一緒に旅をしたこともあります。
ハムスターを連れまわすのは良くないと飼育本には書いてあったけど、
じじと一緒に旅した時間は、とても幸せな時間でした。
東日本大震災が起きたときは一緒にはいられなかったけど、元気にしていました。

 
じじは普通のハムスターよりも可愛かったので、遺伝子を残すべきだと思って、
1年経った頃に「みみ」という女の子を飼い始めました。みみは今でも元気です。
しかし、あまり相性が合わず喧嘩ばかりする毎日。
じじは大人しい草食系男子で、みみは凶暴な肉食系女子でした。

 
じじと過ごした20ヶ月間、僕はいろんなことを経験しました。
住む場所も変わり、付き合う人たちも変わり、仕事も変わりました。

悩みごとも、時を経てすっかりと移り変わってしまいました。

 
今年の8月頃から、少し体力が落ちたかなと思うところがあり、
9月頃から、だいぶ痩せ始めました。
一時期はかなりデブだったので、感覚的には半分くらいです。
今年の冬は越えられるかなぁ、と心配になって、
栄養や気温にもかなり気を使っていましたが、
今日、小屋の中で、冷たくなって息を引き取っていました。

擬似冬眠かと思って、何時間も様子を見てたけど、動きませんでした。

周りには、たくさんのひまわりの種の食べかすが残ってました。
彼が幸せであったことを願います。
 

名付け親のYoshiaki Nagatake、Hidenori Ueharaをはじめ、
預ってくれた友達のみんな、我が家でじじと遊んでくれたみんな、
最後の3ヶ月一緒にオフィスで育ててくれたLabit社のメンバー、
どうもありがとう。心から感謝します。

 
じじは僕の友達だった。
とても淋しくなる。

同じ小屋で眠っているじじ(右)とみみ(左) 2011年8月。


3 Comments

  1. 僕も犬を飼っていたので、いなくなる哀しさがひしひしと伝わってきます。

    写真を見るとわかりますが、とても愛が伝わってきます。
    きっとJijiくんにとっても、幸せな時間だったと思いますよ。

    R.I.P

  2. 淋しくなるね。
    ソーシャルメディア上でしかじじにお会いした事ないけど、
    twitterのアカウントも作ってもらったりとか、
    きっとじじも、もっちの元に居れて楽しかったんじゃないかな☆
    またみみちゃんに会わせてください^^☆

  3. わたしもハムスターのザックと一緒に幼少期を過ごしていました。
    じじちゃんは、とても幸せに最期を迎えはったと思います。ほんまに。
    もっちさんからのじじちゃんへの愛を、想いを、とても感じています*
    何だかとても幸せな気持ちになりました。ありがとう。

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