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Category: インド旅【2010】 (page 3 of 9)

【ラダック2010】ヌブラ、ディスキット・ゴンパを訪れる

レーから5時間、カルドン・ラ峠を超え、シャヨク川とヌブラ川の流域に広がる緑豊かなヌブラ谷、ディスキットという村に着く。この村では7月下旬に、デスキット・ゴンパに新しく建立された巨大な仏像の開眼法要のために、ダライラマ法王が訪れたばかりだった。見上げるほどの本当に巨大な仏像だった。でもそんな巨大仏像も、このヌブラ谷の自然の迫力に比べたら、小さなものかもしれない。

ゴンパの子供たちが、洗濯をしている。楽しそうに遊んでいた。

ここは7月、ダライラマ法王がディスキットを訪れた際に宿泊したという建物。

ゴツゴツした岩の道袖に、花が咲いていた。強く生きている。

ゴンパの僧がバイクで迫力ある登場。思わず笑ってしまった。

「何あれ!」僕らが声をあげる。「あれは、ディスキットゴンパのシンボルだよ。本当にビッグな山羊なんだ。」Tenzinが説明してくれる。

まるで、もののけ姫の世界のようだ。ヤギ?信じられない。牛か何かとのハイブリットなのだろうか。人ひとり分の高さとも思われる身長をもったその巨大な山羊は、低い声でうなり、こっちを見ていた。

2010年インド・ラダックの旅の記事一覧

【ラダック2010】カルドン・ラ(5602m)を超えて、ヌブラへ

8月13日、乗り合いタクシーでヌブラ谷へ向かう。ヌブラは地理的には「ラダック」地方から外れ、さらに北のパキスタンと中国の国境近くまで行くことになる。地球の歩き方には載っていない、辺境の地だ。ジープをチャーターすると3000Rs以上するヌブラへの旅も、ローカルバスか(ローカルバスは3日に1回しか運行していないのだけれども)乗り合いジープなら300Rs〜から行ける。車で5時間の道のり。途中、世界で一番高い峠「カルドン・ラ」を超える。

何から何までお世話になっている(食事までほとんどおごってもらってしまった)友人Tenzinに「ヌブラはいいところだよ。気をつけて行ってきな」と見送られるかと思った瞬間、彼も車に乗り込んできて、「さあヌブラへ行こう」と、なんと3日間の旅にまで同行してもらうことになった。ホント,彼にはお世話になった。ありがとう。(ヌブラでは英語が余り通じなかったので,彼が来てくれたことは本当にありがたかった)

レーを出て2時間、くねくねの道を登っていく。3500メートルから、4000メートル、5000メートルと標高を高めていく。途中見下ろす村の緑の景色は、綺麗だった。

標高5000メートルを超えると、雪が見え始める。車の窓から入り込んでくる空気も,冷たくなる。そして酸素がだんだん薄くなってくる。

レーを出発して2時間、カルドン・ラ峠についた。標高5602メートル。世界で一番高い峠だ。
僕はサンダル、半ズボンとTシャツに薄手のカーディガンという格好で外に出たのだが,やっぱり寒くて死にそうだった(笑)

これまでの人生で訪れた最高地。富士山よりさらに2000メートル高い。もちろん酸素がほとんど無い。心拍数は限りなく上がる。足が重い。初めての体験だった。調子に乗ってはしゃいで歩いていると、アキレス腱の近くが「ピリピリ」と言い始めた。ひどい頭痛がする。体中のあらゆる血管が膨張しているのが分かる。10分ほどしてから車に戻った。

カルドン・ラを超え、今度は下りになる。しばらくすると,緑豊かな村が見えてくる。カルドン村だ。

それからシャヨク川とヌブラ川が見える。砂漠もある。途中、チャリダーともすれ違った。この5602メートルをチャリで超える大人の遊び。興奮。ここは自転車で訪れることのできる、世界最高地だ。

いつかチャリで来よう、と思った。

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